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2015年3月7日の16時から首都高C2中央環状線が全線開通するのに先立ち、トンネル内を一般公開する「山手トンネルウォーク」が開催されました(湾岸線~渋谷線が開通)。先着2万人だったので、発表されたのを知ってすぐに申し込んだら、受付番号は400番未満とかなり若い受付番号だったという。「あれっ、そんなに参加したい人は多くないのかな?」とか思ったら、そうでもなく。予想よりも早く2万人に到達して応募受付が終わっていました、はい。
申し込みの際に、イベント中にマスコミの撮影があるからって注意書きがあったので、それを了承した映り込み覚悟の参加者ばかりというわけです(注意書きを読んでいない人もいるかもしれないけど)。最大時の影響範囲は日本全国への素材覚悟か……って考えるとドキドキですね。でも自分はそのあたり、たいして気にしないから問題なし。有名人じゃあるまいし、誰も気にしないよ。
天気は雨予報でよろしくなかったんですが、トンネルだから天気は関係ありません。トンネルに入るまでは曇りのままで雨にならなかったです。トンネルには品川区西五反田3丁目の大崎郵便局前交差点付近から入っていきました。10時からだったのですが、20分前にはそこそこの列ができていて、10時よりも前に入場開始になってラッキー。でもさ、自分はじっくりとチェックしながら進んだんで、第1陣で入ったのに受付確認の場所までで第3陣ぐらいにまで抜かれた気がするんですよ(苦笑)。営業開始後はもう見られないんだから、細かくチェックしようよって思う人の割合はあまり高くなかったのかなぁ。
ETCないけど入っちゃうよ!(笑) って、えっ!? 料金所の窓口すぐ裏を見ると、これブラック前提なんじゃ? ベッドあるよ。まあブラックは冗談で、常用じゃなくて非常時用なんだろうと思っている。撮影してみた中には、撮影用のLEDとカメラがあります。強行突破とかの違反者確認用でしょうかね。
てくてくと歩いて行くわけですが、しばらくは特に変化はなしって感じでした。路上に自転車があったり仮設トイレがあるとか、この時にしか見られない光景がレアという気がします。
いろいろ見ながら前進。 非常口などを見ながら進んで行くと光の演出が行なわれている場所がありました。こんなのがあるとは思っていなかったので嬉しかったですね。
でもこういう演出があるのは入口付近だけ(トンネル的には)。あとはパネル展示とか。例外は最大のイベントである消火用の水噴霧消火器の実演でしょうか。このエリアのちょっと先で、TVのインタビューを受けている親子を見かけました。トンネル採掘に使われたシールド関連の展示もあったです。あと、トンネルの壁にプロジェクターで映像を表示しているのが新鮮でした。
トンネル的には最大のイベントと思われるのが、折り返し地点で行なわれていた消火用の水噴霧消火設備が作動するシーンでしょうか。これが使われないことが一番よいのですが、備えは重要。動画で撮影しておきました。ちょっと遠めからと、立ち入り禁止エリアの一番間近から。まず見ることのない光景なので貴重なのではないかと思われます。2本目のほうは一番近くから撮影できた映像です。
折り返し後は企業出展がメインって感じ。まあ、これは今回のイベントへの支援がほしいだろうことを考えると当然か。車両展示がありました。出口は緩やかな道から出ていくコースと、1.2km歩いて200段の階段を登っていく五反田換気所から出るコースに分かれていたんですが、これは自分的には五反田換気所の一択だったなぁ。階段や距離はこの程度じゃ問題ないし、換気所から出るって面白そうだと……。
緊急時の避難路となる換気所からの出口は、思っていたよりもたいしたことがありませんでした。東京タワーの階段700段や浦山ダムの階段500段なんかを登ったことがあるからそう感じたのかもしれないけど。なお、地上出口まで○○mとありますが、これは当然距離であって深さではありません。なんかそんな話をしていた人がいたので、勘違いする人もいそう。途中は中程に休憩スペースがあったり、階段じゃなく長い通路になっていたりしてました。
普段は体験できないことを味わえるってイベントはいいですよね。また何か面白そうなイベントを見かけたら行ってみようと思います。
今回のイベントを告知していた東京都建設局のTweetをRetweetしていたんだけど、反応がなかったように感じたのでクラスタが違うのかもしれない(笑)。
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