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9月24日は神流川の河川環境改善のために下久保ダムがフラッシュ放流を行なうとの情報を見て、どん君と一緒にフラッシュ放流を見学しに行きました。下久保ダムの下流には神水ダムがあるため、下久保ダムの放流に合わせて放流することもわかっているので、神水ダムの放流にも期待だったのです。
放流前の神水ダム下流の様子
まず最初に、神水ダムの下流にある上武橋から様子を見ることにします。到着時はサイレンが断続的になっていて、上流のダムからの放流があることを知らせていました。橋には観測用のカメラが取り付けられていて、ロープの付いたおそらく水質検査用に川の水をくみ上げるバケツもあるじゃないですか。右岸側のほうで休んでいる人が担当者だったんだろうなぁ。到着したのは11:30ごろでしたが、まだ神水ダムは放流をしておらず、川の水位は平常時のまま。川の様子が変わる前を見ることができました。
神水ダムの放流開始まで
放流が始まるまで待ってから下久保ダムへ行こうということになり、それまで神水ダムを見学です。あまり大きいダムじゃないから、見られる範囲もそれほど広くないんですけどね。放流開始後は様子が変化するわけですし、ダム湖好きとしては見ておかなくてはいけません。各ゲートもしっかり閉まっているのを確認しておきました。
いろいろ見ていましたが、なかなか放流が始まらずに待ちくたびれます(笑)。発電所からの排水を眺めたり、堤体を歩いている鳥さんはあのゲートが開いたら流されちゃうよね~、とか話してたという。
そして12:04:30頃だったと思うんだけど、ついにゲートが開いて放流が始まりました。下久保ダムのフラッシュ放流が10:00開始だったので、神水ダムまで流れてくるのに約2時間ほどかかるようですね。
神水ダムの放流ピーク時
下久保ダムのフラッシュ放流を見終えた帰りにも立ち寄りました。食事で時間を調整して、フラッシュ放流の放流量がピークだった時間から2時間ちょい後ぐらいに到着。すでに下流の流れは別物のように変わっています。水も濁り、放流も勢いよく乗り越えていっていて、流れを眺めていて飽きることがありません。ピーク時でも開けているゲートは1門だけなんですね。
ダム湖のほうは水が濁り、開いているゲートのほうに流木やゴミが続々と集まっていきます。鳥たちには流れの影響はないようです。
放流後の神水ダム下流の様子
神水ダムから見ていてもすごいことになっていた神流川ですが、最初に見た上武橋から様子を見てみます。川幅は一見するとあまり広がっているように思えますが、水位が上がって草の上のほうが見えているだけ。ところどころ水面上に出ていた石も完全に水没している状態です。流れもだいぶ早くなり草がなぎ倒されていて危険な感じがしますね。
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