Xperia ZL2を持って羽村取水堰へ

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羽村浄水場を見学した後は、多摩川を歩いてXperia™アンバサダーのモニターで借りているXperia ZL2(SOL25)で撮影しながら羽村取水堰を見に行きました。しかし、この日はまだ60枚ぐらいしか撮影していないし、何もアプリ動かしていないのにやたらと本体が高温になって困ったことに。これは久々に高温でカメラが使えない状態になるなと。羽村取水堰のそばで、恐れていたカメラ利用不可となりました。

    

この警告を初めて見たのはXperia acro HDを使っていた頃だったなぁ。Xperia Zでは夏場によく表示されていたものの、Xperia Z1では警告が出たことがなかったので油断していた。防水端末だとある程度仕方がないことと割り切っているんで、撮影間隔をあけたり、浄水場でもらった水はむらのペットボトル(ぬるくなってた)にくっつけて冷やしながら撮影を継続。結露はしない程度の温度差での冷却です。

  

 

小吐水門から流れ出てくる余水を、タイムシフトビデオ機能を使って撮影してみました。スローモーション作成用に120fpsで撮影しておいて、指定した部分だけ120fpsの映像を使い、ほかの部分は30fpsにしているようです。出来上がるデータは30fpsなので、そのような処理をすることで、120fpsのままにした部分が30fps再生されて1/4の速度でスローモーション再生される仕組みと推測。これは前もってスローモーション再生にしたいシーンがあるとわかって撮り始めるならば使えるかもしれません。ただ、撮影できる解像度は1280×720となります。

端末の発熱と闘いながらの撮影ですが、撮りたいと思ったシーンは撮影できた感じかな。最近は、望遠が必要なケースやトコトンこだわりたい場合以外は、Xperiaひとつで済ませられるシーンが多いなと思うんで、本体高温はなんとかしてほしいと切実に感じる部分。でも、『Xperia™ ZL2 タッチ&トライ アンバサダー・ミーティング Vol.3』の時に、ちょっと触った程度の段階で自分の借りた端末だけほかの人のより高温だったから、酷使する自分のところに個体差で熱くなるものが来ちゃったのかも……。

鳥が集まっていた木。太陽の位置が悪くて条件的にひどい中でもプレミアムおまかせオートでこのように。

四阿を利用して撮影条件を改善して日陰から撮影してみた写真。ついでにちょっとズーム。


ここでXperia ZL2の電源を落してしばらく本体温度を下げました。水はむらのペットボトルにくっつけて冷やして。しばらくしてから電源をONに。すると、何も操作をしていないのに、1分もしないで元の高温状態になってしまい……。やばい、これは初期不良の予感しかしねぇ……って思いつつ、発生している問題をとりあえず解消するための現実的な対処法を検討。

Xperia ZL2は防水性能がIPX5/IPX8となっています。IPX5は直径6.3mmの注水ノズルを用いて、約3mの距離から約12.5リットル/分の水を3分以上注水しても耐えられる性能で、IPX8は水深1.5mに30分沈めていても性能の保証ができるというもの。IPX7ならば静水の1mまでが条件なのでIPX5と併記されていてもIPX7だと静水がネックで川のような流れている場所へ落すと条件によってはアウトの可能性もありますが、IPX8ならば仕様通りの性能を実現していれば無問題です。確信を持って水深2cm未満、水の流れは穏やかなところにっていう、かなりの安全マージンを確保して川底に短時間置いて冷却(超チキン)。このあたりは以前知り合いから防水携帯なのに壊れたんだけどって聞かれた時に調べていたので、その知識が役立ちました。ミーティングで前回も今回もテーブルで話題になった風呂で使うっていうのよりは安心感がある。条件的にアウトな常温(5~35℃)の範囲外の風呂に落すよりはリスクが少ないわけですから。まあ、大丈夫とは思っていても無茶はしたくないわけでして。冷却後は速やかに水滴を拭き取ってXperia ZL2は前線復帰。普通に使えました。防水はスペック通りじゃないかな~。水冷は怖いから、切実な状況にならない限りやりたくないものだけどね。

冷やしXperia ZL2なり。カタログスペック通りならば大丈夫なはずと確信を持っているはずなのに、超ドキドキさせられたじぇ。

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