天覧山駅跡地

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かつて西武池袋線(武蔵野鉄道)には天覧山駅という観光駅がありました。
名前の通り、飯能市にある天覧山へ観光客を送り出す駅だったそうな。
東飯能駅と高麗駅の間にあったということで、今回その場所を見てきました。

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そうはいっても、戦争末期には休止となっていて、そのまま放置されて1954年10月10日に廃駅となっているので、廃駅からかなりの年月が経過しています。
50年以上も前の廃駅って面影も残っていないんじゃないかと思いつつ、天覧山入口から徒歩8分ぐらいだし見に行ってきたわけです。
場所を知っているからGoogleマップナビで目的地を指定して、少し歩いただけで到着です。

駅前の面影を残しているのはもはやこれぐらいのようでした。
天覧山まで桜並木があったという話なのですけどね。
もう住宅街になっているので仕方がないのかな。

駅前の広場はフェンスに囲われて小さな公園という感じで面影が残るだけですね。
ベンチが設置されていますが、誰が使うんだろうという状態でしょうか。
廃駅跡地として告知しているわけでもないみたいだし。

すでに生活に溶け込んだ状態になっている道路ですが、駅前の広場がまだ面影として残っているということには驚きを感じたかな。
このまま広場は今後も維持してほしいかなと思う。

ちなみに駅のホームは電柱横のところだったそうな。
草がない時期だとホームに使われていた石が見えるらしい。

わずか19mの駅だったようなので、ずいぶんと時が流れても面影が残っていたということなのかも知れません。

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