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TF-MH51SR

携帯電話を持っていると意外にポータブルオーディオプレーヤーは不便なもの。着信時に気付かなかったり、イヤホンやヘッドホンが邪魔ですぐに着信できなかったりしますから。これを一気に解決するのがこの製品「TF-MH51SR」です。VictorのBe!シリーズの1製品。

2002年頃の製品なので現在とは状況がかなり異なるかと思いますのでご注意ください。

理想に近い製品

TF-MH51SRポータブルオーディオプレーヤーのイヤホンの代わりに使う製品です。TF-MH51SRには、ポータブルプレーヤーに接続する端子と、携帯電話に接続する端子があります。普通のアームレスヘッドホン「Be!」に携帯電話への接続端子とスイッチが付属しているだけです。

TF-MH51SRこの製品で音楽を聴いていると、携帯電話へ着信があった場合に左側から着信音が聞こえます。着信スイッチを押すと着信し、そのまま付属のマイクで会話が可能となるので素早く応答できることでしょう。切断はスイッチを1秒ほど押すことで切断できます。ただ、そのままだと右側は音楽が流れっぱなしで聞き取りにくいので、スイッチをTELに切り替え、両耳から電話の音声が聞こえるようにするべきですが……。

騒音が激しい場所で特にで有効!?

携帯電話は音が悪いといいますが、マイクとスピーカーの性能による部分もあります。この製品を使って会話をすると、両耳で相手の声を聞けるので騒がしい場所でも相手の声を結構聞き取りやすいし、こちらの声は、マイクを口元へ持っていけば小声でも十分相手に伝わります。そのうえ、通常はポータブルプレーヤーで再生する音楽を聴いていられるわけで、非常に快適。携帯電話もポータブルプレーヤーも携帯する人には本気でお薦めしたい逸品です。

個人的には電車内で大声で話している人には絶対に使ってほしい製品。これを使えば大声でしゃべらなくても済むんだから……。

注意すべき点も……

まず携帯電話にイヤホン端子がないと使えません。この点はクリアできる機種がほとんどなので問題はないと思います。ただ、イヤホン端子には3極と4極があります。TF-MH51SRは4極用の製品。3極用はTF-MH51Sです。不明な場合は電話機のメーカーか事業者に問い合わせる必要があるでしょう。NTT DoCoMoはほとんどの場合4極のようですが、Vodafoneは混在、auはほとんど3極といった感じでしょうか。購入前に確認をしたほうがよいでしょう。