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NTFSの最終アクセス日時の更新を無効にする

Windows XP

NTFSファイルシステムは4GB以上のサイズのファイルを扱えたり、セキュリティー面での向上があったりと、FATファイルシステムに比べて細かな改良が加えられています。ただ、OSの出荷時状態の設定では、ファイルにアクセスすると逐一その情報を保存するためにパフォーマンスが微妙に低下するようです。頻繁にアクセスする一時ファイルにおいては多少の差が出る可能性もあるかもしれません。最終アクセスの情報を記録せずにファイルまわりの処理を高速化するための方法を紹介します。

アクセス日時の非更新設定

この設定を変更したところでHDDの場合はそれほど体感速度は変わりません。微妙な部分でも速度をわずかに稼ぎたい人向けという感じです。SSDを使っている環境ではSDDの耐久性を損ねないようにする効果が見込めます。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥FileSystem
NtfsDisableLastAccessUpdate=dword:0(初期値:更新を行なう)
NtfsDisableLastAccessUpdate=dword:1(更新を行なわない)

更新を行なわない設定が必要な方はレジストリ登録エントリをご利用ください。再起動後に設定が有効となります。