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QResize

高品質を保ったまま画像サイズを変更

画像の見た目を出来る限り損なわないようにして、画像を縮小するための画像編集アプリケーションです。編集機能は拡大縮小だけで、ほかの機能はおまけ程度ですが、タブ形式のビューア部分を持っているため、処理対象の画像を選ぶ場合にもほかのツールは用意しなくても大丈夫です。画像を表示しても自動的に拡大縮小は行なわれません。編集機能を使った場合に初めて拡大縮小が行なわれます。これは拡大縮小がCPUパワーを恐ろしいまでに使うため、編集をメインとしたQResizeでは画像全体を見るよりも、編集対象となる画像の選択をしやすくすることを優先したためです。

強力なプレビュー機能

プレビュー表示も開いている画像はすべてタブで表示されているので、タブをクリックするだけで次々とほぼ瞬時に目的の画像を表示できます。

Windows95/98/Meにおいてはシステムリソースの制約があるため、すべての画像を読み込めないことがあります。Windows2000/XPでは普通に使うぶんには問題ありません。膨大な数を一気に開くとさすがにアウトですが……。

対応画像

PNG/JPEG/BMP/MAG(読み込みのみ)/GIFです。使用する画像としては読み込みも保存もOKのPNGを推奨します。JPEGは画像が劣化するため、BMPはサイズが大きくなるため推奨しません。

画像対応表

読み込み
PNG, JPEG, BMP, MAG
保存
PNG, JPEG, BMP, GIF

減色機能

本格的なツールからすればおまけ程度ですが、簡単な減色処理も行なえます。256色への減色は、使用するパレットを固定するモードも用意しているため、携帯電話用の待ち受け画像作成にも役立つことでしょう。またモノクロ２値への減色もそこそこきれいに実現できます。待ち受け画像を作りたい人はぜひ一度お試しください。TFD/TFT液晶でも256色へ減色後にJPEG保存すれば10KBなどのサイズ制限に対応できることがあります。

最近の携帯電話はサイズや色の制限が緩和されているので通常のJPEG保存でよいでしょう。

制限・制約

Windows95/98/Meでも動作しますが、巨大な画像を扱うとOSの制限によりエラーが発生することがあります。「数値を指定してサイズを変更」にはバグがあります。正常に処理できないことがあるかもしれません。

動作環境・仕様とダウンロード

履歴

2001-1-8 β1

開発中のHQGV2.0のコアをベースに拡大縮小機能に重点を置いて試作。

2001-1-10 β2

QRESIZE.iniが存在しない場合に起動できない致命的なバグを修正。

Windowのリサイズ時に自動縮小が行なわれるバグの修正。

2001-2-7 β3

自由サイズ指定での画像サイズ変更に対応。

ほぼ同じような結果になるリサンプルモードを整理。

コードの見直しによるプログラムサイズの大幅減。

2001-2-8 正式版 version 1.0.0.32

β3でツールバーのアイコンがおかしくなっていたのを修正。

Resampleモードの一時変更を使えるようにQResizeの仕様を変更。

縮小時に元画像情報を更新が機能しなくなっていたバグの修正。

プレビューサイズの指定を画像を表示してないと実行できないように変更。

2001-2-9 version 1.0.0.33

自由サイズ指定での画像サイズ変更のバグを修正。

縦横比維持の時に自由サイズ指定の数値指定に支障が出ることがあるのを修正。

表示の不具合の修正。

2002-6-1

プログラムのファイルサイズを小さくしてみた。

2004-9-12 version 1.0.1.36

QResizeのアイコンへのドラッグ＆ドロップで起動時にファイルを開くように改良。